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 タイヤについて 

自転車のパーツのなかで、走りに一番影響が大きいのはタイヤです。

タイヤは唯一路面と接しているパーツです。
当然、自転車も乗り手もそのタイヤにすべて乗っていて、タイヤが転がることにより進んで行きます。加えて、タイヤが路面をグリップしてくれなければ自転車を操ることはできません。


そんな重要なパーツである「タイヤ」についてのお話しです。

◆以下の画像はクリックで拡大します◆


1. 空気圧調整
タイヤについて何かを変えてみたい時、一番手軽に出来ることは空気圧を変えてみることです。
タイヤの適正空気圧は、タイヤサイドに表記されています。その表記方法は、最高空気圧であったり最低から最高の空気圧であったりとタイヤによって様々ですが、通常はそれを参考にして空気圧を設定します。



この空気圧は高く設定するほどタイヤの転がりが良くなり軽く走れる、という説があったとしたら、それは、鏡のようにスムーズな路面ではその通りかも知れませんが、実際に走行している路面では必ずしもその通りにはなりません。

路面には細かい凹凸が多く、空気圧が高すぎるタイヤはその凹凸を吸収出来ずに跳ねてしまいます。その為、走行抵抗が大きくなり、乗り心地も悪くなります。

タイヤの空気圧は表記されている最高圧力までの間で自分の体重や走り方、乗り心地の好み等のバランスとりながら調整し、適切な空気圧を探し出していきましょう。
その為には、空気圧ゲージやゲージ付きのポンプを使用して常に自分の設定した空気圧を数字として把握しておく必要があります。

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2. タイヤの構造を変えてみる
同じサイズのタイヤでも価格帯やメーカーを変えると、タイヤの構造が変わりそれと共に走りも大きく変わります。
同じメーカーの同じような価格帯のタイヤでも種類によって構造が違い、使い方の向き不向きがありますので、タイヤの特徴を十分に把握して自分の走りにあったタイヤを見つけ出していくことが出来れば、走行中のストレスは随分と減少します。

走りの変化が一番分かりやすい特徴として、重量と柔らかさ(しなやかさ)があります。
重量はカタログデータから(実測できればなお正確)、柔らかさ(しなやかさ)はタイヤをつまんで比べてみるとわかります。



重量が軽く柔らかい(しなやかな)タイヤは、路面に応じて速やかに変形し凹凸を吸収します。
その為、走行抵抗が小さく軽く走ることが出来、乗り心地も良くなります。また、車輪の最外周であるタイヤの重量が軽くなる為、より少ない力で加速することが出来ます。
走りをレベルアップする有効な手段です。

しかし、軽量でしなやかなタイヤは構造が薄く出来ていることが多く、パンク等のリスクは増えます。レース等の限定された条件での使用でなければ、他にも耐久性や※ウェット性能などの様々な特性を考慮する必要がありますから、自分の走り方を十分に検討して、それに合った特徴のタイヤに変更してみましょう。


3. タイヤの幅を変えてみる。
殆どのメーカー完成車のロードバイクには、サイズが700×23C(幅23mm)のタイヤが装着されています。
これに近いサイズとして、20C,23C,25C,28C等が用意されていますが、このクラスの幅のタイヤは2mm変わると、路面の不整への反応、乗り心地、自転車を操る際の安心感が大きく変わります。

レース等で絶対的な速度を争う必要がない場合や長時間走り続ける時は、ワンサイズ幅の広いタイヤに変更してみましょう。
路肩の不整による不安や路面の凹凸による衝撃が減り、肉体的にも精神的にも自転車に乗り続けることが楽になります。


注)タイヤの太さを変更する時は、フレーム各部とのクリアランスを確認し、車輪のリムの内幅に適合した範囲の幅のタイヤを装着する必要があります。


※ウェット性能
湿潤時の路面に於けるグリップ性能のこと。
濡れた路面でタイヤ、路面間の水を効果的に排除し、低温時でもタイヤが路面に喰い付くようにしなければウェット性能は低下する。
タイヤのトレッド(接地面)と路面との間の水をどれだけ排除出来るかは、接地面に刻まれているトレッドパターン(溝などの深さや幅)の影響が大きく、タイヤがどれだけ路面に喰い付くかは、トレッド(接地面)に使用されているコンパウンド(ゴムの材質)の影響が大きくなる。


February 14, 2012