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 走行中の冷却方法と熱中症への対処方法 

◆走行中の冷却方法◆

スポーツ自転車で、ツーリング中などに水分を補給するのは、体内の水分量を維持しながら十分に汗をかいて体温が上がり過ぎないようにするためですが、気温が高いときは、汗をかいただけでは体温を調節するのが難しくなってきます。

以下は、そんな時の対処方法です。


  1. 身体に直接水をかけて身体を冷やしましょう
  2. できれば、ドリンクとは別に身体にかける水を用意して下さい
  3. 走りながら首や頭部を中心に水をかけます。
    (この時、水が蒸発することで水をかけたところの熱が奪われます)

暑い時には、かけた瞬間は水がお湯のように感じられますが、直ぐに涼しさを感じることができます。
自転車は風を切りながら走っていますから、身体を冷やす方法として水の蒸発を利用することが非常に有効です。
首に、クールタイ等の保水性のあるバンドを巻いて常に水で湿らせておくと、首にある太い血管を冷やすことにより血液を冷やすことができます。首や脇など太い血管が身体の表面近くを通っている箇所を冷やして血液を冷やすのが、体温を下げる一番早い方法です。


◆熱中症への対処方法◆

グループで走行中に、熱中症になった人が出た場合の対処方法です。
熱中症は重症の場合、命に関わりますから迅速に対処する必要があります。まず、意識があるか確認します。意識がない場合はもちろん直ぐに救急車を呼んで下さい。
救急車を待つ間に体温を下げるようにします。

  1. 日陰に寝かせましょう。
    (日陰がない場合は、衣服やタオルなどで出来るだけ日よけします)
  2. 身体に直接水をかけ、扇いであげて下さい。
    (扇ぐ物がない場合は、自分が来ているサイクルジャージ等を脱いで扇いであげましょう)
  3. 缶やペットボトルの冷たい飲料等が入手可能なら、首の両脇に押し付け、両脇やそけい部にはさみ、身体表面近くの太い血管を冷やして血液を冷やし体温を下げましょう。

意識があっても対処法は同じです。
とにかく体温を下げることが重要ですが、水分が摂取できるなら電解質を含んだ水分(二倍に薄めたスポーツドリンク等)を飲ませて下さい。

一人で走っている時に熱中症になった場合は、命に関わる可能性が高くなりますからくれぐれも無理は禁物です。十分に水分を取ったり身体に水をかけて身体を冷やしたりするのはもちろんのこと、ご自分の身体と相談し、少しでも危なそうだと感じたらその場からのんびり走って帰って来るのが一番です。

August 02, 2010