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 なぜ変速するのか 

自転車の変速機を操作してギアを切り替える意味をご存知ですか。

変速機はその名の通り、速度に合わせてギアを切り替えていると考えている方は多いと思います。
しかし本当は、自分の持続しやすいクランク回転数を維持できるようにギアを切り替えているのです。



仮に変速無しのシングルスピードで走っている時に、平坦路で丁度良いクランク回転数で走れていても、下り坂になれば速度が上がり脚の動きが追いつかなくなります。

そこで、変速機があればギアを切り替え脚の動きを遅くして、持続できるクランク回転数の範囲になるようにします。
反対に登り坂では、脚への負荷が増えて速度が低下し脚が負荷に耐えられなくなります。今度は、ギアを切り替えて脚への負荷を減らし動きを早くして、クランク回転数を維持出来るようにします。

レーシングマシンの一定のエンジン回転数を、一番パワフルに走れる範囲(いわゆるパワーバンド)に保つために変速をするのと同じです。
自転車に於いてもクランク回転数は、自分が維持できる範囲に保つように変速します。

どの程度のクランク回転数なら速い速度を維持し易いかはその人の筋力や柔軟性等によって違いますので、普段から気にかけて探しておきましょう。特に、ゆるい登りや向かい風の場合ついつい重めのギアを使ってしまいがちですが、1〜2段軽いギアに切り替えてクランク回転数を高めたほうが、楽に速く走れることが多いです。
ギアが沢山付いている自転車に乗っているのでしたら、多少の追い風、下り坂、向かい風、登り坂でも、こまめに変速して脚への負担を減らし効率良く走りましょう。

あまり重いギアで(ゆっくり)ペダリングをしていると、効率が悪くなるばかりでなく、脚に無駄な筋肉が付き見た目にも影響してきます。


March 31, 2012